執筆者 marumizuadmin | 6月 11, 2019
size:210mm×145mm×10mm 64ページ <作品の説明>谷崎潤一郎『陰翳礼讃』では和の美について、和紙、建築、食器、照明など、生活に根差した様々な美の考察が書かれています。美は物体と物体との造り出す「陰翳」にある、陰翳には光も関係する、ということでそこからイメージして製本しました。本文紙は光によって見え方の変わるテーラー。糸は草木染め糸。製本は紙と糸だけの軽やかな列帖装で仕立てました。 <エピソード、制作時の事等>中身を印刷する、というのは豆本以外でははじめてかも。...
執筆者 marumizuadmin | 6月 11, 2019
size:150mm×130mm×45mm 40ページ <作品の説明>今まで漉いた和紙、思い出のある和紙をまとめました。(一部台湾の紙も入っています)背中の素材はテリハボクで、糸は麻糸を使っています。タイトルは箔押し。一部着物生地や革を使っています。 <エピソード、制作時の事等>今までまるみず組で各地の紙漉きを体験してきました。一緒にしておくと比較できて、面白いかなと思ってまとめています。背中は、木に穴を開けてもらってそれに和紙を綴じつけています。136工房にお願いしました。日本の風土らしく紙と木、そして布も日本の布を使いました。...