size:301mm×224mm×16mm 88ページ
<作品の説明>『障子の本』林雅子監修(1978年)を列帖装、巻帙付に改装しました。
表紙は森の紙(天然木のシート)のウォルナットを切り抜き、
裏面に工房ちどりの手漉き和紙を貼っています。
函は表裏ともに和紙でくるみました。飾りはGAクラフトボード-FSです。
ツメはテリハボク(236工房製)、ツメの紐は牛革。
<エピソード、制作時の事等>「障子」なので表紙は和紙を光が通り抜けるような仕様にこだわりました。
函は「襖」か「雨戸」か迷いましたが、柿渋染めの和紙に出会って、雨戸に近い感じになりました。
本文表紙・函ともに、柄は江戸組子を参考にオリジナルでデザイン。
オートカッターを使って切り抜きましたが、細かな部分は手で仕上げています。各面1枚につき1時間ほどかかりました。
<自己紹介>まるみず組DTP講師です。コンクール参加は9回目。毎回、なにか新しい挑戦をひとつ以上組み込もうと考えて制作しています。
デザインがすばらしいです。
中身と装丁の調和した、気持ちのいい作品。
落ち着いた色合いながら、
江戸組子を参考にしたというオリジナルデザインは適度な華やかさがあり、
このページのように飾っておきたくなりますね。
和紙を透かしてタイトルが見えるのも、上手い使い方だと思います。
表紙のカットに吸い寄せられました。
また、柿渋を連想させるような色合いの装丁、開いたときの障子を想起させる紙、中身の本の内容ととても合っているところなど、全体的な配慮が素晴らしいと思いました。
細かい切り抜きがすける表紙がとても美しかったです。
こんな改装の仕方もあるのかと勉強になりました。
障子のノスタルジーを感じる柔らかさと江戸組子風の切り抜きのシャープさが素敵でした。
つちかべのニオイがしてきそうです。
表紙からして和を感じられてうっとりします。
日本家屋の雰囲気があります。
表紙のカッテングが美しい。改装することで読みやすい本に生まれ変わってお手本のよう。
表紙と函の細かい細工がすごいです。
切り抜きがすごかったです。全体の色あいがとてもきれいでした。
美しいです。
「障子」のイメージが伝わってきます。カッティングがすごくきれいです。
綺麗で綺麗で、本当に綺麗で。
こんな美しいものが作れるのかと感動しました。
きれいなデザイン。中身の本もとても好きです。