25 和紙便り

size:214mm×151mm×15mm 14ページ

<作品の説明>60歳の女性と小学生の孫との間で交わされた和紙をテーマにした手紙をめぐる物語です。物語であると同時に、和紙や和紙の加工についての豆豆知識本となることを意識して作りました。和紙そのものを楽しめるよう、登場人物が手紙に使った和紙を貼りつけ、アルバムのような仕立てにしました。使った素材は、さまざまな加工を施した和紙です。表紙は物語中の祖母の故郷の美濃和紙です。

<エピソード、制作時の事等>「和紙」というテーマからイメージを膨らますために、紙漉きや京唐紙の工房や作家さんを訪ねるところから始めました。その過程で知ったことを盛り込みながら、物語を作りました。技術が未熟なぶん、中身に力を注ぎました。

<自己紹介>本という存在に心惹かれて、製本と物語づくりに取り組んでいます。

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10 コメント

  1. ひだい

    表紙はあえてまっ白にしたということのようですが、
    わたしには素っ気なさ過ぎるように感じられました。
    目の前にただ置かれていたら、
    手を伸ばそうという気にはならないだろうというか。
    本であるからには最低限、タイトルを示してほしいとも思います。
    一方、中身には熱を感じました。
    失礼を承知で率直に言わせていただければ、
    中身で力を出し尽くしてしまったのかと疑いたくなるほどに。
    中身をきちんと作り込むことのできる人は、
    それに合わせて技術をつけていけると信じています。
    今後の作品を楽しみにしています。

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    • 安井あゆみ

      コメントありがとうございます。中身は力を入れるすべがわかっても、外にはそのすべさえ分からないといったところでした。がんばります!

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  2. 会場コメント

    内容(物語)がおもしろかった。

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    • 安井あゆみ

      ありがとうございます。テーマと今出来る製本を踏まえて創作した物語です。

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  3. 会場コメント

    お話がよかったので。

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    • 安井あゆみ

      ありがとうございます。何より嬉しいお言葉です。製本も精進せねばですね。

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  4. 会場コメント

    トレーシングペーパー(?)が効果的です。

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    • 安井あゆみ

      苦労したかいがあります。まず、印刷に苦労しました。それから、製本途中で波打ってきてしまって。素材の選び方が今後の課題です。

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  5. 会場コメント

    透ける物語の後ろに実際の贈り物(紙)がある構造が意欲的で素敵です。また白い表紙と中身の物語や紙の濃度のギャップにも気持ち良い驚きがありました。

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    • 安井あゆみ

      コメントいただき、ありがとうございます。製本としては、あまりに未熟ですが、その分中身で!という意欲をうけとめていただけて嬉しいです。
      あえて、白い表紙にした意図にも気づいていただき、ホッといたしました。
      ご覧いただきありがとうございました。

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