size:157mm×157mm×30mm 20ページ
<作品の説明>「一折り中綴じ本」表紙:麻布(草木染め) 見返し:フェザーワルツ 本文:コピー用紙と小川和紙(手漉き・草木染め) 栞:小川和紙と五箇山和紙
「箱」小川和紙(手漉き・草木染め)、糊にニカワを使用
一折り中綴じ本には窓をつけ、題箋を貼りました。吸湿性に優れた和紙の性質を活かし、香りづけを施した作品を封じるため、箱に収めることにしました。シリーズ物であることを想定して、vol. 1としています。
<エピソード、制作時の事等>テーマを聞き、以前小川町で紙漉き体験をしたまま眠らせていた和紙を使いたいと考えました。白い和紙のままでは大人しいので、ちょうど最近布で経験をした草木染めをすることにしましたが、あまり色がつかなかったので、墨を混ぜた染色液で柄を施しました。何もかも手探りで、やっと仕上げた感じですが、上手くいかない経験ができたことは良かったです。
<自己紹介>会社の商品を作るための情報収集をしている中、手製本を知り、最初は仕事としていろいろ調べていたのが、徐々に個人的な興味となり、もっとしっかり学びたいと願ってまるみずに入学をしました。いきなりのコンクールには本当に右往左往でしたが、失敗や苦労を含めてとても面白い経験になりました。
「いきなりのコンクール」とあるので、
学び始めてまだ間もない方なのでしょうか。
そうだとすれば習った技術もさほどない中、
これだけの作品を作られたことに拍手を送りたい。
箱もきれいにできています。
(応用生でもぐずぐずになっている人がいることを考えれば、なおさら。)
「vol.1」としたからには、ぜひ「vol.2」以降に挑戦してください。
数年後に振り返ったとき、それらは成長の確かな証となっていることでしょう。
ほのかに良い香りがして、嬉しかったです。
手間がかかって大変だったのでは?
草木染めや香りが施してあるのが良かったです。
和紙を染色するところから制作しているところ、表紙の素材感が良かった。
香りでも楽しめたのが良かった。
香染め草木染めと香りづけの着眼に
香りつきのしおりが入っていて楽しく驚きがありました。全体の色合いもバランスが取れていて、好みです。