size:140mm×105mm×18mm 60ページ
<作品の説明>携帯して野外で使える毛筆メモ帳
日本帳面の判取帳仕様で和紙は奉書紙を使用。2ミリ厚のボール紙の表紙風カバー(綿麻布を貼る)を被せ筆記時の安定と本文の保護を満たすようにした。カバーの背から本文の吊り紐を貫通して長く伸ばし、根付様の丸玉(麻紐製)と合わせ首や腰に吊り下げて携帯移動出来る。
<エピソード、制作時の事等>和紙や毛筆書きのある日常生活は殆ど体験出来なくなっているが、製本コンクールの作品構想では和紙帳面や筆を持って野外で活動する昔の人のあり様を当時の挿絵等から想像したりした。現代の文具で考えて作品にしてみた。
<自己紹介>厚いボール紙を自由な形に抜いて原型を作り、これに布を貼った小さな箱を制作しています。紙の特性や布の裏打ち、改装等に興味がわいてきたので奥の深い製本の世界で学んでみようと思いました。
表紙のこけしに脱帽。可愛い。
丸玉は最初は大き過ぎるようにも思いましたが、
こけしの顔とちょうど同じくらいですね。
ポイントにもなるし、むしろ丁度いいのでは。
あとは実際に使ってみて、
より毛筆に適したメモ帳を探求してはいかがでしょうか?
コケシの表紙がキュート。とじ方も印象的です。
こけしの顔が忘れられなくて