size:218mm×154mm×30mm 111ページ
<作品の説明>
おじさんの柳田国男をイメージして、シックにしようと思っていましたが、出来上がると渋くなりすぎてしまいました。
例年通りの提出日と思い、コロナ禍の中で慌てて製作しました。
そのため材料は家にあるものだけで作りました。
切子の和紙は本来ギャルドブランシュに使わないのかもしれません。
<エピソード、制作時の事等>
ドイツ装の背を革で作ったらどうなるのだろうと思って、革を使ってみました。
表からは見えませんが、背革の処理を単純に薄くするつもりが、ギザギザになり、見返しはぼこぼこになってしまいました。
<自己紹介>
この度ようやく基礎を卒業しました。
まだまだ応用がきかず、基礎もおぼつかない状態です。
温かく見守って頂けると幸いです。
表紙の和紙の色味がとても素敵です。背に革を使ったドイツ装の表紙に和紙を使うという発想も新鮮ですね。
板締め染めでしょうか、表紙の染めがとても美しく会場でも目を引きました。
和紙と革という質感の全く違う異素材ですが、色味の妙でとてもまとまってカッコいいです。