size:235mm×168mm×22mm 24ページ
<作品の説明>
柳田国男の『遠野物語』からイメージを膨らませ、身近な街に潜む物語を創作しました。
全ての物語は、実際に存在する場所や事象をもとに創られています。
『遠野物語』の「伝説」のように “あるはずないけれど、あるかもしれない”と思える作品を目指しました。
装丁のイラストは、物語の登場人物です。
会場で読んでいただけるよう、物語は可能な限り短くまとめました。
これを機に、壮大な『牛久野物語』を創れればと思っています。
<エピソード、制作時の事等>
まず、柳田国男の『遠野物語』に目を通しました。
文体を忠実に真似ると読みにくくなると思われましたので、雰囲気を真似るに留め、物語を作成しました。
内容を読んでいただけるよう、「会場でも読む気になる長さ」も意識しました。
製本については、奇をてらうことなく、自分にできる方法で、物語のイメージを伝えることとしましました。
布にセタカラーという布用の染料でイラストを描き、それを裏打ちして製本してあります。
<自己紹介>
本という存在に心惹かれて、製本と物語づくりに取り組んでいます。
絵を描かれただけでなく、お話そのものまで創作されたというのはすごい!読めなくて残念!
コメントありがとうございます。是非、読んでいただきたいです。何か方法があると良いのですが。
作りに甘さは残るものの、全体の雰囲気がいい。作者が作りたいものについてきちんと考え、取り組んできたことが窺える。イラストも味がある。かわいい。
奇をてらった製本にする必要はないと思います。この製本が一般的なのは、もっとも機能的で無駄がないからで、とくに理由がなければこのふつうの製本方法が一番です。
配慮していただいたにも関わらず、会場内ですべて読むことはできませんでした……。心残りです。
コメントいただき、とても嬉しいです。製本の甘さは自覚があります。克服するには、たくさん経験を積むことですね。
物語は、ぜひ、最後まで読んでいただけると、嬉しいです。まだ、しばらくは、まるみずにあると思いますので、お時間が許せば是非に。
牛久市について、よく調べてあって、伝説の生き物の話と絡ませて、とても楽しく読ませていただきました。絵も可愛いし、本の雰囲気もとてもいいと思いました。
コメントありがとうございます。『あるはずないけど、あるかもと思わせる、そんな世界への入口としての本』を、これからも、作っていきたいと思います。
最初の三行で心をつかまれました。
牛久に行って私も「きゅうり きゅうり きゅうり」と叫んでみたいです。牛久の住民の皆さんにお会いしたいし、読んだだけで勝手にちょっとだけ仲良くなれたような嬉しい気持ちになりました。
いちばん嬉しいコメントです。ありがとうございます。1番時間をかけたのが、物語なので。涙が出るほど嬉しかったです。
遠野物語のイメージから自作の物語を作られたとのこと、ぜひ続きをお願いします。ケースも表紙のイラストも良い感じです。
読んでいただき、ありがとうございます。創作は続けていきたいと、思います。励みになるコメントをありがとうございます。
渋い模様に金のカッパの挿絵が素敵です。ネットから物語も読めるようになっているといいなと思います。
ネットでご覧になる方にも、物語を読んでいただける方法があると、良いですよね。
表紙、中の差し絵が中の本とぴったりあってました。
嬉しいコメントを、ありがとうございます。実は、絵はあまり自信がなく、結構なやみました。