size:200mm×141mm×53mm 288ページ
<作品の説明>
柳田国男の改装本2冊です。
・柳田国男 遠野物語 石井正己
・こども風土記 柳田国男
作品は、昭和初期、東北の子供、着物、農村、書物をイメージして、作成しました。
使用した素材
・因州和紙(紺、橙、ベージュ、皮入り)
・和紙コピー大王(白)
・製本用クロス スウェード(ベージュ)
・山羊皮(茶)
・矢羽根模様布、縞模様布(青、グレー)
<エピソード、制作時の事等>
今までの復習を兼ね、正統派な製本をしました。
背や角に皮を使用したり、花切れ編みも入れ、楽しく製本できました。
<自己紹介>
パッセの2年目です。
未だ失敗も多々あり、もっともっと上達することを目指しつつ、これからも楽しく続けたいと思います。
織模様の布、革、和紙、異素材が組み合わされているのに調和が良く取れていて素敵です。昭和っぽさ、民芸っぽさ?も出ていて作品のイメージともよく合っていますね。
落ち着いたトーンもあって、丁寧に作られている印象。花布もまずまず。布の耳を活かしているのがおもしろい。
『こども風土記』の方がやや小さいようです。並べて見ているときはそうでもなきのですが、スリップケースに収めると、ちょっと気になりました。
クロスの端のヒラヒラを残した遊び心が面白いです。ケースの色合いの組み合わせと、円をかたどったデザインが上品で素敵です。