42 「うしろのしるし」

size:223mm×129mm×35mm 24ページ

<作品の説明>
ビオトープGA-FS(ナチュラルホワイ/ 170kg)、ファーストヴィンテージ(カシミア/86kg)、はぎれ(紬)、他。

背守りの説明と見本を一冊の本にまとめました。

<エピソード、制作時の事等>
数年来、興味を持っていた背守りを取り上げてみました。
地味ながら自分なりの挑戦をいろいろと盛り込んでいます。

<自己紹介>
殻を破るのは難しいので、ひとまず拡げる方に注力していきます。

 

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27 コメント

  1. そらまめ書林

    背守りは私も以前から興味があったので、おお、その手があったのか!とやられた感。お見事!会場に行けなかったので、今度教室に行った時に実物拝見します。楽しみです。

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  2. 会場コメント

    テーマ設定のオリジナリティ、製本技術ともにさすがです。

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    • ひだい

      コメント、ありがとうございます。
      柳田國男作品をそのまま製本したり改装したりでは他の方々に敵わないだろうと、別の道を探した結果です(苦笑)。やりたいことに技術がついてきていると思っていただけたなら嬉しいです。

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  3. 会場コメント

    まず内容がとても興味深く、それを実物を入れながらスッキリとまとめていてキレイでした。

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    • 比田井(作者)

      コメント、ありがとうございます。
      テーマを聞いて、柳田國男→民俗学→→→背守り、と連想を進めました。せっかくだからと見本も収める形にしましたが、それで皆さんにも興味を持っていただけたなら嬉しいです。

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  4. 会場コメント

    こだわりを感じました。ていねいに作られた感じが良いです。

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    • 比田井(作者)

      コメント、ありがとうございます。
      本当は11番や69番みたいな作品を作ってみたいのですが、思い切った発想がなかなかできず……。その代わりに、丁寧さだけは人一倍心掛けています。

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  5. 会場コメント

    とても洗練されています

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    • 比田井(作者)

      コメント、ありがとうございます。
      「洗練」だなんて、製作現場を思い返すともったいないばかりです。

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  6. 会場コメント

    質感、軽さ、色、テーマなど、トータルに

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    • 比田井(作者)

      コメント、ありがとうございます。
      確固とした計画のないまま作っていましたが、意外なくらい上手くまとまってくれました。

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  7. 会場コメント

    細部にわたり丁寧かつ計算されていて、統一感がすばらしいです。
    手仕事の優しさが全体を通して伝わってきて、それが背守りという祈りの形とマッチして、読んでいてとても幸せな気持ちになりました。

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    • 比田井(作者)

      コメント、ありがとうございます。
      最初になんとなくのイメージを練り上げると、後はもう行き当たりばったりなのですが、そのわりに上手くまとまったなと自分でも思います(笑)。
      また、背守りも手製本も、個人が思いを込めて作るものという共通点があります。そのあたりも成功にひと役買っているのかもしれません。

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  8. 会場コメント

    丁寧な背守り刺繍と贈り物のような作りがとても素敵です。

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    • 比田井(作者)

      コメント、ありがとうございます。
      裁縫系は苦手なもので、見本作りには四苦八苦しました。ですが、思いついてしまったし、できなくはない気がしたし……。それなりに見られるものになっていたようで、ほっとしています。

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  9. Y

    シンプルで美しく目を引く作品だと思います。
    手に取って見たいです。

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    • 比田井(作者)

      コメント、ありがとうございます。
      シンプルな美しさは常に目指すところですが、会場では埋もれがちです。派手なものも作れるようになりたい……。でもYさんのように目を止めてくれる方がいるので、自信を持って作り続けたいと思います。

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  10. SAIE

    背守りについての制作者の考察や興味が本という形になって
    表現されており、実物を手にして観たい作品です。
    コレクション的な要素もあり、ページを見ながら
    話がはずみそうです。
    手製本て良いなとあらためて思いました。
    また、テーマを形にするための色んな技と引き出しを持つというのは
    大事だなと思いました。

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    • 比田井(作者)

      コメント、ありがとうございます。
      「目を作って魔除けにする」という、正直、現代の感覚ではよくわからないところから背守りに惹かれています。思うように文献が見当たらず、ごく表層的な理解に留まってしまいましたが、だからこそ「こういう風習があった」という、開かれた形の本にできたとも思います。
      手製本では、自分の好きな形に本を作ることができます。その楽しさ、奥深さが伝わればと願いながら、毎年、コンクールに臨んでいます。

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  11. 会場コメント

    大切なものが、確かな技術と緻密さで守られている感じがする。

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    • 比田井(作者)

      コメント、ありがとうござます。
      これからも習ってきたことをひとつひとつ積み上げて、自分なりの作品を作っていけたらと思っています。

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  12. 会場コメント

    シンプルでとても美しい作品です。

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    • 比田井(作者)

      コメント、ありがとうございます。
      美しいと思ってもらえて嬉しいです。

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  13. 会場コメント

    スキがないつくり。
    中身も興味をひかれました。

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    • 比田井(作者)

      コメント、ありがとうございます。
      隙を誤魔化す術ばかりが増えています。製作現場は決して見せられません(苦笑)。

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  14. 会場コメント

    こんな本を作りたいなと思いました。
    今度この製本法習いたいと思いました。

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    • 比田井(作者)

      コメント、ありがとうございます。
      この方法は高級なアルバム製本として応用レッスンで学べます。ちょっと手間ですが、その甲斐はあると思いますよ。
      今回、中身に合わせて背の高さを調節するべく、見えないところで実はいろいろ苦心しています。仕組みを理解すれば、まだなにかできそうです。

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