size:185mm×105mm×15mm 284ページ
<作品の説明>
本文:サクラホワイトペーパー45kg 扉:自作マーブル 表紙:モデラトーンGA スノー 110kg
「木綿以前の事」は無名の人々が営んでいた日常生活を、衣服や食べ物など様々な角度から編んだ一冊です。
本自身が日常にふんわりと溶け込むこと、そして共に過ごした毎日が本に染み込むことを目指しました。
<エピソード、制作時の事等>
柳田國男の本は、というより現代とは異なる言葉で書かれた本は、読み進めるのに体力が必要で、どうしても先に進められないということがままあります。
気軽に手にできるように、手に馴染む小さめの幅、そして薄手の紙を選び(おかげでプリンターと格闘することに…)、読み進める励みになるように、章の番号を目立たせました。
<自己紹介>
まるみずも今年で3年目になりました。
今は普通の本を普通にきちんと作れるようになるのが目標です。
扉や目次などデザインのクオリティがとても高くて美しいですね。実物は見ていませんが製本もとてもきれいに作られている感じがします。こういうモダンなデザインの柳田国男も素敵ですね。
地味になりがちな作品が多かったので、強く印象に残った。端正な佇まいなのに、開くとサイケデリックなマーブル……パンチが効いている。木綿という題材とのミスマッチ感も格好いいです。
綺麗に製本、デザインされており、すごく好きです。