30 古典ミステリー2編

size:184mm×132mm×12mm 72ページ

<作品の説明>
タイトルに「金」のつく古典ミステリーを和文(青空文庫)と英文(プロジェクトグーテンベルグ)から探して、両開きの本にした。
(The thiefは1920年代に邦訳された際の表題が「古代金貨」)。
製本は開きやすさを重視した。
素材は、本文紙にクリームキンマリ67.5kg、表紙1ミリボールに製本クロスとミューズオフメタル、ミューズコットン、タイトル部は小川和紙。
見返しはミューズラフィーネC。

<エピソード、制作時の事等>
金というお題で頭に浮かぶ技術などは実行不可能と判断。
タイトルに「金」のつく短めのミステリーを探し、表紙に金色をあしらってみた。
材料もコロナ仕様で手持ちと自宅近くで入手可能なものから選んだ。
チェスタートンの「金の十字架の呪い」は直木三十五の訳で、アンナ・キャサリン・グリーンの「古代金貨」は邦訳が見つからず英文の「The thief」として左右開きにした。
表紙に邦題を書いておけばよかったと反省。

<自己紹介>
まるみず組コンクールには参加することに意義があるとフル参加。
製本を始めた頃、友人から、「装幀」ではないのか?と問われたことがあり、製本のテクニックを学びたいのであって装幀ではないと答えたことがあった。
手製本の世界はそう割り切れるものではないとわかるのは、しばらく後のことになる。
「本が本であること」は常に意識していたい。


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