size:275mm×199mm×32mm 320ページ
<作品の説明>
金銭出納帳は、いくつかの文具メーカーから市販されていますが、それらよりもページ数が多い「豪華版」を目指しました。
オーソドックスなデザインを心掛けましたが、テーマが「金」であることを踏まえて、タイトル、栞、内貼りなど、目立ちすぎない程度にゴールドを使いました。
レイアウト:Excelで制作
印刷:Canonのレーザープリンタ
本文用紙:淡クリームキンマリ72.5
表紙、箱の素材:綿シーチング
タイトル:ブラザーミシン「パリエ」の刺繍機能を使用
<エピソード、制作時の事等>
毎年、青空文庫でテキストをいただき、印刷して、本に仕上げることが多く、今年も同じようにするつもりでした。
ところが、意外と本にしたいテキストが見つけられず、どうしたものかと戸惑っていました。
そんなとき、パッセカルトンの作業中、偶然、金銭出納帳の版面を見る機会があり、今年はこれで行くことにしました。
金銭出納帳は、いくつかの文具メーカーから市販されていますが、それらを参考にしつつ、それらのどれよりもページ数が多く、装丁のしっかりした「豪華版」を目指しました。
装丁は、去年作った、布装・丸背・ドイツ装+ミシンの刺繍機能がとても気に入ったので、踏襲しました。
「金銭出納帳」という性格上、オーソドックスなデザインを心掛けましたが、テーマが「金」であることを踏まえて、タイトル、栞、内貼りなど、目立ちすぎない程度にゴールドを使いました。
<自己紹介>
まるみず組で習い始めてからそろそろ5年、コンクールももう5回目です。
かなり断続的ではあるにせよ、自分にしては長く続いています。
過去の4回の作品へのリンクです。
よろしかったらご覧ください。
2017年
2018年
2019年
2020年
要所にあしらわれた金はたしかにちょっと華やかだし、
厚みが押し出しをよくしてはいる。
だがページ数が多い=豪華版という連想には首肯かねる。
実用性第一のものなのだから、
それより実際の使い勝手で勝負するべきでは。
また、本を丸背にするなら、ケースもそれに合わせるべきだった。
ケースにぴったり収まらない豪華版は悲しい。
もったいないけど逆にいい!
まさかの金銭出納帳w(°o°)wでもとてもありがたい感じがします。近所の印刷会社さんで少し前までおばあちゃんが全部経理を鉛筆で分厚い金銭出納帳に書き込んでいましたが、あのおばあちゃんが最近はいつ行ってもお茶を飲んでいるので、経理がパソコンに移行してしまったんでしょうか。。。手書きの出納帳、お金のありがたみを感じます。
まるみずコンクールは、どの作品がどの生徒さんが作ったかを想像する楽しみがあります。しかし、刺繍してあるのはどれかな?と作品を探す、唯一の作家さん。全体の配色、控えめな金色の分量など品があってとてもスッキリしている。
動画インタビューで、詳細も聞けて良かったです。