size:212mm×153mm×39mm 256ページ
<作品の説明>
文体が一番好きな作家・青山文平氏の『つまをめとらば』を改装+夫婦箱。
表紙:生地を裏打ちしたもの 見返し:江戸小染はな(うすべに)
<エピソード、制作時の事等>
自宅で初めて丸背に挑戦しました。表紙の左右が大き過ぎて、チリが大きくなってしまいましたが、時間的に余裕がなく、そのまま提出しました。
<自己紹介>
コンクールは3回目の参加。基礎を修了後、DTP講座を受講、今年はカルチャークラブに参加しています。技術的には未熟なものの、自宅でそれなりに製本作業ができるように道具が揃ったと、今回改めて気づきました。コツコツと作業を続けると、凹んだ気持ちが落ち着くような気がします。パッセカルトンの受講とホームページの更新(笑)が今後の目標です。
https://twitter.com/bookbinding2020
表紙のクロスの柄も色合いもステキです。
夫婦箱も綺麗に仕上がっていると思いました。
表紙クロスがとにかく素敵。元の表紙を見ても、作品の雰囲気に合っていることが察せられる。丸背もきれいにできており、本当にこの著者が好きなのだと伝わってきた。あえて言えば、夫婦箱になんの装飾もないのが少し寂しいか。
表紙に使われた生地の柄の配置、題字との配色などとてもきれいですね。函の素材との組み合わせも上品でとても素敵な作品だと思いました。
全体のバランスが良く製本されています。