size:215mm×150mm×18mm 41ページ
<作品の説明>
2mmボール 画用紙 大礼紙 麻糸 紅花
テーマが「赤」だったので、広辞苑で「赤」に関する言葉を、愛猫のイラストで表現。
装丁は、広辞苑の「広」を「紅」に読み替えて表現。乾燥紅花から色素を抽出、赤色色素で表紙を、黄色色素で糸を染め使いました。
<エピソード、制作時の事等>
古くからいらっしゃる生徒さんにはバレバレのイラストですが、今年も愛猫「こなつ」を娘に描いてもらい、作品を仕上げました。イラストに負けないように装丁に工夫を、と思いましたが、知恵がなく、ありきたりに落ち着いてしまいました。モデルのこなつは今年16歳、正月明けには全身麻酔の手術も経験、それでも元気になりました。なんとなく、色は真っ赤より優しい赤にしてしまいました。
<自己紹介>
本の修理がしたくて通い始めた教室ですが、思わず長居をしています。基礎終了後、寄り道しながらパッセに入りましたが、諸般の事情でレッスンはお休みばかりで、終わりは遠く見通せません。技術は全く伸びませんが、先生に見捨てられない限り、これからも細々と手製本を続けていこうと思っています。夢はまるみず組でアルバイトをすることです!
今年もかわいいこなつちゃん。
この方は、ある意味、自主的にモチーフも縛っているわけで、
そのうえで毎年毎年一定のクオリティで出し続けているのはすごい。
広辞苑の名を借りるなら、
もっと辞書っぽい装丁でもおもしろいかなと思いました。
来年も楽しみです。
手造り感があり絵が楽しい。