白髪鬼 岡本綺堂怪談撰集

summer2019a

[名前] 大畠まゆみ

[材料]

【本文用紙】いんべ にゅうはく(68.8Kg)AwagamiFactory
【別丁扉】ブンペル ホワイト 75Kg
【別丁合紙】土佐和紙 夢幻染(楮薄)木の葉染
【見返し】里紙(黒)
【表紙】土佐和紙 夢幻染(楮厚) サテン(黒)
【スリップケース】芯材 中性ボード紙(白)2ミリ 土佐和紙 夢幻染(楮厚)

[寸法]  左右144×天地198×厚み28ミリ 192頁

[作品説明]

夏といえば怪談。青空文庫から岡本綺堂の怪談を集めました。半七捕物帳で有名な岡本綺堂ですが、怪談の名手でもあります。
理由のはっきりしない恐ろしさが後を引く白髪鬼の話を表題にし、本のイメージもそれに合わせました。挿絵を描き、合紙に土佐和紙の染紙を挟んだコンクールとほぼ同じ材料と作り方で仕上げました。コンクールの後に卒業制作が続くタイトスケジュールで、ひねったことを考える余裕もなく自動的にできる作業で納期に臨みました。

[販売価格] 非売品

[自己紹介]

普段は製本や印刷とは縁遠い分野で働く会社員です。
写真集や画集、美しい装丁の本を見るのが大好きで自分でも作ってみたいと、手製本の世界に足を踏み入れました。沼でした。
この8月で月1回、2年間通い続けた基礎コースをを無事に卒業できたので舞い上がっています。応用も頑張ります。

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