size:170mm×100mm×7mm 120ページ
<作品の説明>和紙は「楮」「三椏」「雁皮」など、綺麗な花を伴う植物を原料としています。和紙を綴じた本は”花束“なんだ!と私には思えました。大きく豪華な花束ではなく、素朴で小さなブーケを作ろうと考え、5種類の薄い和紙に花の写真をプリントし束ねました。(“束ねる”という意識からページ割については考えませんでした。)束ねた花々(本文)を、そっとラッピング(表紙)しました。
<エピソード、制作時の事等>和紙の特徴である”透ける”空気感を意識して本文も表紙も考えていきました。本文は、いろんな和紙をそのまま”花”として束ねる予定が、印刷した和紙は表裏がなくなり綺麗で、つい多めに使用してしまいました。タイトルは最初「花束」でしたが、軽く手軽な感じを出したくて「bouquet ブーケ」あえて横文字でピンク。素材が全て”和“なので”洋”でまとめてみました。表紙=ラッピング感が出るようにフワッと包みました。
<自己紹介>奥が深く、幅も広い製本の世界。
一つ一つゆっくりですが、広がっていく自分の知識、技術が宝物です。あれも作りたい!これも作りたい!と「製本する時間が欲しいなぁ?」と思う毎日。これも幸せなことかもしれません。ゆっくり楽しみます。
素材の質感と写真の内容がとても合っていますね。
植物の温もり、花弁の柔らかさが伝わってきます。
表紙は「ラッピング感が出るようにフワッと包」んだとのことですが、
ブーケでラッピングなら、
リボンもあればよりそれらしくなったのではと思いました。
コンパクトなサイズ感なのでメッセージブックとして贈り物にもよさそうです。
和紙のプリントがすてきです。
きれいです。好み。まとめのまわりの紙がおしいかんじ。
和紙と写真の組み合わせがぴったりでステキでした。
ページをめくると、和紙、花の美しさを感じる
和紙の素材とか透け感を活かして素敵だと思いました。