size:170mm×125mm×25mm 64ページ
<作品の説明>草木染めの作家さんから購入したリネン糸が使えずにいましたが、今回のテーマを機に、飾って眺めるだけだった糸を使おうと一念発起し、ヂャンティ織でサンプラーを作り、綴じることにしました。
本文の和紙は栃木県内の伝統工芸品である烏山和紙を使い、水切りした小口はそのまま和紙の風合いを残しました。
今回は全紙一枚を16等分しましたが、糸はまだまだあるため、綴じ直しができるようにコプティックバインディングに挑戦しました。
糸は、草木染めのリネン糸を蜜?でロウ引きしました。
<エピソード、制作時の事等>本文用の和紙は厚みがあるものを探していたのですが、烏山和紙がぴったりだったことに驚きました。灯台下暗し(というには車で1時間弱かかりますが)でした。
猫がでーんと転がって作業の手を止めるので、困ります。
<自己紹介>豆本キットを作ってからいくつか単発のレッスンを受けていましたが、もうやらないと後が無いという気持ちで2年前基礎コースに入りました、
今年からは応用コースに進みましたので、さらに多くのテクニックを学んでいきたいと思っています。
品よくまとまっているなと思いました。
水切りによる処理も優しげでほっとする感じです。
背からサンプルの糸が飛び出ているのもおもしろいのですが、
これはどういった意図があるのでしょうか?
どういう色があるのかまではわかっても、
糸を頼りに該当ページを開くのは難しく、
装飾というには飾り気がない。
正直、最初は誤って切れたものかと思ってしまいました……。