size:207mm×209mm×14mm 32ページ
<作品の説明>
「柳田国男」の作品を調べていたところ、懐かしいお話をみつけました。
子供の頃、よく読んでいた絵本と、幼稚園のお遊戯会のお芝居のお話でした。
今回は、このお話を絵本にしてみました。
表紙は布を使い、少し地味ですがやさしい色を選びました。
本文紙は、絵を描くことを考え上質紙180Kを使用しました。
<エピソード、制作時の事等>
お話の絵をかいてみましたが、思うように描けず 何回も下絵を描きました。
表紙の、お地蔵様と烏は布を切り抜いて作りました。
烏が特に難しかったです。
<自己紹介>
MARUMIZUに通うようになり、かなり長くなりますが この2~3年通える回数が減り 作品作りが進んでいません。
反省です・・・・。
コロナの流行で さらに通うことが難しくなり、大変残念です。
私にとって 製本の作業をしている時は何も考えず、コツコツと作業を進めることがとても楽しい時間です。
表紙のお地蔵さん、かわいいですね。手製本ならではのデザインですね。くすんだグリーンとブルーの配色のバランスもきれいですね。中の絵はご自身で描かれたのですね。すごい!
布で絵を描くとはおもしろいですね。裏表紙の烏の細かさなど、大変だったことと思います。一方、表紙の落ち着いた柔らかめのトーンに対し、見返しの色が鮮やか過ぎて浮いてしまっているような気がします。
中面も作り込んでいて好感が持てますが、どうせなら書体にも気をつけてほしかったです。ポップな感じで、絵と合っているとは言い難い。
ひとつの作品として全体をまとめ上げる意識が必要なのではないかと思います。