size:163mm×155mm×30mm 208ページ
<作品の説明>
各地を調査旅行したという柳田國男から、見たり聞いたりした事を書き留めておくための、旅に寄り添ってくれるようなノートをイメージして作りました。
表紙は時間が経ってもいい味が出るように牛革を使用。
革ひものしおりに付けたアクセサリーは、遠野の河童の赤をイメージしてレジンで作りました。
素材:牛革、ファーストヴィンテージ生成りタイプ(本文)、アーバンメタル(見返し)、麻糸、ウッドビーズ、レジン液、皮ひも
<エピソード、制作時の事等>
革を初めて使ったのですが、糸を引っ張ると革がよれてしまったり、逆に糸がゆるんでしまったりと、扱いが難しかったです。
最初はもっと張りのある革で作っていたのですが失敗してしまい、今回使用した革を使うことに。
もう後がない状態の緊張感の中、なんとか完成まで辿り着くことができましたが、糸のゆるみなどいろいろ気になる部分もあり、もっと精度を上げて作れるようになりたいと思いました。
<自己紹介>
図書館での本の修理がきっかけで製本に興味を持ち、基礎コース月一で学び始め、今回2回目のコンクール参加です。
製本の世界は奥深いなあと改めて実感しています。
売り物のようなおしゃれなノートですね。しおり紐のアクセントの赤が効いていてかわいいです(^^)
革製品が好きで、自分の手帳として欲しい。