size:215mm×145mm×15mm 36ページ
<作品の説明>
私は3つの沼(手製本、水彩画、フィギュアスケート)に生息しています。
「今回のテーマは金」と聞いて即座に、全沼を1つにまとめることに迷いはありませんでした。
北京オリンピック代表選考の場でもある全日本フィギュアスケート選手権前の一カ月間、毎日水彩で応援している選手のファンアートを描くためのスケッチブックです。
角背コーネル装、山羊革、ペーストペーパー、スタンピングリーフ、アクリルデネブ(本文)
<エピソード、制作時の事等>
以前からオリジナルのスケッチブックを作りたいと思ってはいたのですが、普段水彩画に使っている紙は300g程度でかなり厚みもあり、手製本するには工夫が必要でした。
今回作ってみて、やはり課題点がたくさん残るのですが、色々と検証できたことを今後ブラッシュアップして行きたいと思っています。
試合で転んでも、次に向けてまた頑張るアスリートのように!
<自己紹介>
手製本修行8年目。
まるみず組テクニカルレッスン(シルクスクリーン)担当講師、ヴォーグ学園「楽しい手製本」講師。
絶賛修行継続中。
毎年書いている「ほのかに色気が感じられるようなものが作れれば…というのも目標」も継続中。
ステイホームでもやりたいことがたくさんあるので、毎日ひたすら手を動かしています!
相変わらず隙のない製本。
ペーストペーパーのランダムな動きが踊っているようで、
フィギュアスケートの記録にぴったり。
金と青の配色も清々しい。
スケッチをするならもっと開きがいい方が使いやすそうな気もするが……、
実際に使ってみての感想や反省点など、
スケッチとともにぜひ公開していただきたい。
ペーストペーパーと金がアクセントになったコーネル装が美しい。綴じた水彩画用紙がどんなふうに変化するのか見て見たいです。
ブルーの美しさと金色のプレート(?)のバランスがとても好きです。全体的なバランスと持った時の重さが好きです。
技術が圧倒的。作者様らしさが表れている。
「金」というテーマからというより、普通の金のラインの美しさに目がひきつけられました。こんなにきれいな金ラインが手で引けるんですね。ペーストペーパーも凄くきれいです。
つくりがとても美しかったです。