size:170mm×210mm×48mm 156ページ
<作品の説明>
本を「絵」に見立てていて、そこから金魚のしっぽが飛び出しているというというイメージで作りました。
金魚のしっぽにしたリボンを引っ張ると本が取り出せるようになっています。
<エピソード、制作時の事等>
去年はコンクール不参加のため、「今年作品を出せないとまずい!」という危機感を持ちながらの制作となりました…。
テーマの「金」で何を作るか思いつくまでにものすごく時間がかかりました。
また、本をしまうものも「箱のようで箱ではない」ため、いろいろ試行錯誤しながらの制作となりました。
<自己紹介>
普段は製本と全く関係ない仕事(事務)をしています。
去年1年はコロナなどのためレッスンへ参加できませんでしたが、最近やっと再開できました。
自分の頭の中でイメージしたものをどうやって作るか考えるのはとても大変ですが、楽しい作業でもあるなぁと思います。
表紙に描かれた金魚と、
そこから広がる尾に見立てたリボン、
そして本ごと飾っておけるケース……。
すべてが無理なく繋がっていてうつくしい。
正直、本の方の印象はほとんどないのだが、
それだけケースが素晴らしかったということでお許し願いたい。
(ということは、目立った瑕疵はなかったのだろう。)
(きちんとできた本には、とくに感想を持つことがないので。)
気になる点を強いてあげるなら、額部分の仕上げ。
もう少し丁寧だとさらによかった。
収納箱も製本も丁寧で素晴らしいと思います。
しっぽのリボンで取り出せるようになっていてすごいと思った。
金魚のしっぽに見立てたレースや、箱が素敵でした。