size:233mm×150mm×17mm 80ページ
<作品の説明>
綿布 製本クロス 刺し子糸 友禅和紙 和紙 ラミー30/3 寒冷紗
絵本 きりなしばなし の改装です。
「日本語」というお題でしたので言葉を題材にした本の改装をスタートしていたのですが、自宅に放置してあった古い本に目が留まり、この本に目が留まり変更しました。
この本の版画での表現、本文の素朴な感じに惹かれたました。改装は温かみを感じる質感が出したいと思い制作しました。
<エピソード、制作時の事等>
ぶっつけ本番で初めてのステッチを刺し始めました。途中こういう風に刺せばよかったのかと思いましたがスタートしちゃったので微妙な針目になりました。
他にも組み立ててから、なんか違うなぁとよく見たら、致命的な間違いをしていました。今回は珍しくというか初めてぎりぎりではなく制作出来ていたので、出来る範囲でごまかしましたがごまかせてますでしょうか?構造の致命的な間違いでした・・・。
<自己紹介>
子供の頃、おさがりでもらっていた漫画雑誌の大好きな話のページ抜き出したり、好きなカットを切り抜き集めてノートに貼って眺めていたのが製本デビューですね。
大人になり自分でちゃんとした本が作れるというのは感動でした。
あの頃のわくわく感を少しでも取り戻せたらいいなぁと思うこの頃です。
表紙の刺子と刺繍、それを縫い付けた布と本文のバランスが絶妙。
会場では致命的な間違いがあるなど気が付かず、個々の説明を読んで初めて知りました。
とてもステキな作品だと思いました。
表紙のカラフルな刺し子が温かみがあって、中身の本とよく合っていてとても素敵です。タイトルだけでなく裏表紙の「福音館書店」まで刺し子になっているところもツボでした。で、結局構造の致命的な間違いって何だったんでしょう??
最近、刺し子に挑戦しているところだったので、
表紙にまず目を奪われた。
文字も含めるとどれだけ時間が掛かったのだろう?
素朴な風合いが本文とよく合っているし、
表と裏で違うのも楽しい。
あ、「致命的な間違い」はわかりませんでした。
誤魔化しきったということなら、
それはそれで素晴らしい腕だと思います。
刺繍がすばらしい
形がまず目を引かれました
もとの本のイメージを活かし、さらに発展させた表紙に感動しました。
初めてのステッチとは思えない
可愛らしい仕上がりです。
手製本ならではの温かみがあり、
すごく素敵です。
ステッチの色合いが素敵です。好みです。初めてでこんなに出来るなんて、やっぱり器用ですよね。楽しませてもらいました(^-^)
虹色のステッチが綺麗です。縦横がピシッと合って、ズレやよれがなくて気持ちがいいです。ハードカバーの扉を開けると、白ではなく模様のページが出てくるところが素敵ですね。
昔話民話っぽい、内容に合ったテイストの仕上がりになっているところが素晴らしいと思いました。