size:470mm×940mm×8mm 1184ページ
<作品の説明>
淡クリームキンマリ(本文)、里紙(見返し)、ボール紙2mm・1mm(表紙)、羊皮紙(表紙ラベル)、製本用クロス、ELECOMアイロンプリントペーパー、布
小川未明の作品を「あ」から「ん」まで1つずつ選んで豆本に仕立てました。(一部、作品名の途中の文字を取ったものもあります。)それを「あいうえお表」のようにして壁に掛けられるようにしてあります。
<エピソード、制作時の事等>
作品のアイデアがないかと思って青空文庫を見ていた時に、50音の豆本を作ったらどうかな?と思いついたのがきっかけでした。あとは、「日本語」って何だろうと考えていた時に、子供の頃に見た「あいうえお表」が思い浮かび、「豆本のあいうえお表」になりました。
一折り中綴じなので1冊のページ数は少ないのですが、何しろ冊数が多いためひたすら同じ作業をするのが地味に大変でした…。
<自己紹介>
普段は製本と全く関係ない仕事をしています。アイデアを形にするのはなかなか難しいですが、自分の手を使って作品を作るのは楽しいです。
アイデアも面白く、大変な力作で、しかも本文の地模様など細部までとてもきれいに作られていて、私は今回のコンクールの中でも大好きな作品でした。そらまめ書林賞です。パチパチパチ。お家のリビングにこのタペストリーを飾って、毎日一冊ずつお茶を飲みながら読みたいような作品。あ、我が家にはそんな広々した壁面もなければ、ゆったりお茶を飲みながら本を開くような優雅な生活もできてませんけど(笑)
アイデアがすてき、製本もきれい
1冊ずつていねいにつくられていて感動しました!
豆本の数に圧倒されました。
豆本が素晴らしいと思った
発想と緻密さがすばらしいです!
50音分の豆本をタペストリーのポケットに入れることで一気に全品を全体として配置出来ているのが印象に深かったです。