68 臨書のススメ「曹全碑練習帳」

size:180mm×241mm×25mm 20ページ

<作品の説明>
列帖装
本文用紙:書道用紙 松
表紙  : 福西和紙本舗 手漉き和紙
見返し :アーバンメタル


タント Lー66 のきれいな箱に書道で練習した文字をコラージュ
ダンボールを練習帳サイズにくりぬき、一字書を貼って額に入れたような展示になるよう工夫した

現代の書き言葉としての日本語は漢字かな交じりである。かなは漢字から作られており、日本語とは漢字そのものだと考え、臨書をした草紙を箱に納めた。

今後も古典を臨書してその文字に合った表紙を付けて、冊子を増やす予定。そのために函は大きめサイズになっています。

<エピソード、制作時の事等>
日本語というテーマが発表されて直ぐにかなで百人一首をきれいな料紙に書きためるも、50首で断念。直前にコンセプトを大幅修正。学校の授業でひたすらやっている古典の臨書を、それぞれ文字のイメージで表紙を付け函に納めることにした。その初めの一冊。
さまざまな古典の臨書や双鉤填墨で写した文字をコラージュした箱も楽しい雰囲気で見どころとなっている。
これから冊数が増え成長していく作品。

<自己紹介>
パッセも応用も宿題も1年以上放置状態。もっぱらリモート参加とまるみずカルチャーで細々と製本しています。
久しぶりにコンクール作品で試作を重ね試行錯誤が楽しかった!まるみずペンも購入して自宅工房化計画は粛々と進行中。早く教室に通いたいと願う日々です。


スキル

投稿日

3 コメント

  1. 高橋 英世

    ご自身の書を用いられたのですね。
    圧巻です。

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  2. ひだい

    作者がいろいろ企図したことは説明から伝わってくるのだが、正直、上手くいっているとは思えない。未来への期待が盛り込まれた分、現在が蔑ろになっているというか……。今、現にある草書をどう活かすかに絞ったほうがよかったのでは。少なくともわたしはこの作品にあまり魅力を感じられず、今後、見る機会がないだろうことを考えれば、成長後にも期待を持つことができませんでした。

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  3. そらまめ書林

    コンクールはゴールではなくスタート!これから続きが増えて成長していく作品なのですね。中身だけでなく、函にも書をコラージュされていて書の世界の楽しさが伝わってきます。

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