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91 大野晋著 日本語の文法を考える(岩波新書)

size:178mm×113mm×20mm 226ページ

<作品の説明>
「日本語」というお題に、さて?と思いをめぐらせ、半世紀近く前に日本語に興味を持って読んだ本を思い出して、書棚を大捜索し、発掘した岩波新書大野晋著「日本語の文法を考える」を改装した。製本は帳簿製本を参考にした。
表紙は馴染みの黄色いジャケットと「言葉」を意識しながら、春に種を播いて育てた藍の生葉を使って表紙を作成した。
材料:表紙(2㎜ボール、裏打ちクロス、地色に藍生葉染の後たたき染をした綿布、NTラシャ)、ギャルドブランシュ(書籍用紙)、見返し(羊皮紙)

<エピソード、制作時の事等>
まるみず組といえば「いちから作る旅」!
表紙は「藍の生葉染め」だ!と、徳島から取り寄せた種を春に播いた。
順調に生育したが突然の高温と降雹でボロボロになり、もうだめかと一時呆然とした。それを復活させて7月になって生葉で綿布を薄青に染め、さらに「日本語=言葉」を意識してたたき染で葉の形をあしらった。(ネットの写真では地の色はわかりにくいかもしれません)
たたき染は初めてで加減がわからず試行錯誤を繰り返し、それらしいかなというところで裏打ちをした。
岩波新書のおなじみの黄色をベースにしたかったので、黄と青のバランスがどうかと思ったが、古い友人に「欧州の春の色だね」と励まされ、欧州に行ったことがないのでなるほどと納得している。製本自体は新しいことに挑戦できず面目ない。

<自己紹介>
製本コンクール15回おめでとうございます。多分、皆勤ではないかと思っております。
これまでも何度か、今回が最後かもしれないと書きつつ、今に至っています。
製本を始めた頃、習っているのは製本なのか装幀なのかと問われたことがあり、製本のテクニックだと答えました。
こういう本を作ってほしいと言われたらそれを形にできる技術を身につけたいという大それた希望は今でも変わらないのですが、手製本では装幀と製本が一体ということがようやくわかってきたところです。
生を受けた子が中学校を卒業するのが15歳と思うとなんと歩みの遅いことか!
さて質問です。私は次回も参加しているでしょうか?


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3 コメント

  1. そらまめ書林

    藍の生葉染「徳島から取り寄せた種を春に播いた」ところからとは!岩波黄版に揃えた黄色の表紙クロスと藍とのコントラストもよく味わいのある一冊に仕上がりましたね。ぜひ、来年もご一緒しましょう。

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  2. 会場コメント

    表紙の「あい」をご自身で育て染めているとのこと、こだわりを感じました。

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  3. 古い友人

    藍の種蒔きからイメージを膨らませてワクワクドキドキ⁈できたとは‼︎

    素晴らしい趣味を16年目も楽しんでください‼︎

    返信する

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