66 永訣の朝

66 永訣の朝

size:148mm×107mm×12mm 64ページ <作品の説明>宮沢賢治の『永訣の朝』『無声慟哭』を、和紙の素材で製本しました。 表紙:手漉きもみ紙 見返し:新星物語100kg 別丁扉:クラシコトレス星くずし <エピソード、制作時の事等>幼い頃に読んだ宮沢賢治の詩が、母の闘病中も亡き後も、ずっと心にありました。どこまでも優しいひとだった母を偲ぶ気持ちを、自分なりに作品に込めてみました。どこにも持って行ける小さな本にしたいと思ったこと、お経の本のかわりに…というイメージが心の隅にあったことで、このような装丁にしました。...
67 AKIKO SEKIYA LIFE HISTORY 関谷安喜子ライフヒストリー

67 AKIKO SEKIYA LIFE HISTORY 関谷安喜子ライフヒストリー

size:210mm×135mm×12mm 97ページ <作品の説明>2019年4月に亡くなった祖母・関谷安喜子のライフヒストリー本。生前の7年間にわたる孫との会話、親戚への取材、資料から、97年の激動の人生を97首の短歌とともに辿る。製本は、本文97頁の総和紙づくりの和本仕立て。小川のせせらぎを好んだ祖母にちなみせせらぎ模様で綴じ、欧文タイトルは重心低めの佇まいをイメージしたオリジナルフォント。6月6日に四十九日を迎える祖母へ、冥土の土産にこの本を贈りたい。...
68 ペーパーストッカー

68 ペーパーストッカー

size:270mm×200mm×25mm 44ページ <作品の説明>余った半端な紙を挟んで保存するために作りました。 本文に使った奉書紙の裏のガサガサ面で、挟んだ紙が滑りにくくなっています。 表紙に使った和紙は、独特の風合いが気に入って10年ほど前に購入したものですが、名前を思い出せないのが残念です。 <エピソード、制作時の事等>少し残った和紙がたくさんあり箱に入れていたのですが、見本帳のように挟んでめくれて出し入れしやすいと便利だなあと思い考えました。...
69 りんごの張り子の中「和紙の美」柳宗悦

69 りんごの張り子の中「和紙の美」柳宗悦

size:75mm×80mm×80mm 32ページ <作品の説明>和紙の軽さと丈夫さを形にしました。りんごを型にして和紙を何層も貼り重ね張り子の表紙を作りました。本文は和紙に関する柳宗悦の随筆「和紙の美」を使わせて頂きました。表紙と和装本(五つ目綴じ)仕立ての本文を繋ぐためにミシン用のゴムを使用しました。飾るときに開かないように市販の水引を留め具にしました。...
70 昔の時代を思いながら。

70 昔の時代を思いながら。

size:245mm×168mm×5mm 40ページ <作品の説明>作品の課題が和紙を使うことだったので、和紙の里に行って、半紙と和紙を買い作品にしました。和紙の柄が気に入って、色も素敵で思わず購入。 <エピソード、制作時の事等>つくりはじめて、目打ちで穴をあけることがす”れてしまい、失敗して、亀甲綴じも忘れてしまい、作り直すことに。悲しくなった。...